もんじゃの旅シリーズには、一応コンセプトというものはあるらしい。 中には当てはまらない物もあるんだけどね・・。(山形シリーズとか) まぁ、そういうのもたまにはあるということで。
もんじゃの旅のコンセプトは以下の3つ+1つ
24時間以上先の計画は立てないのが、もんじゃの旅の考え方。
なぜって、現地で情報を収集したりすると、面白そうな場所が他にあったりするからね。
あとは、旅先で会った人と行動を共にしようとすると行き先が急遽変更になったりすることもあるわけ。
そうすると、何日も先のことを計画するのが、だんだんアホらしくなってくるんだよね。
パターンとして多いのが、最初に乗る夜行列車だけ事前に決めておいて、
列車の中では最初の宿泊先だけを決めて、最初の宿泊先で天気や気温、
現地の情報を参考にどんな旅にするかのイメージを作るというもの。
(あくまでもイメージ。どこに何泊して・・・なんてことは決めない)
この旅のスタイルを初めてみたのは、高校1年の時に初めて北海道に行ったときのこと。
この頃のもんじゃの旅は、出発の2ヶ月以上前には行程を全て決めているという緻密なもの。
とにかく計画どおりに行動するという、ある意味普通のパックツアーと同じような旅をしていたんだ。
このとき、最後に函館の宿に泊まった時にライダー2人組に出会ったのだが、
彼らはこれから道内一周をするとのこと。どこを廻るかは全然決めていないらしく、
地図をみながら2人でどこを廻ろうかを決めていたんだよね。
驚いたのは、彼ら2人は友人とかではないらしく、たまたま同じフェリーで乗り合わせた2人だとか。
さすがにこれにはおいらも驚いてしまい、
「あぁ、こういう旅のスタイルもあるわけね。」なんて納得してしまったんだ。
今までで一番無計画な旅をしたのは、96年秋のもんじゃ in 谷川。
なにせ、自宅の出発の4時間前まで宿泊先どころか、どこに行こうかすらも決めてなかったからね。
車やバイクなら大したことじゃないかも知れないが、これを列車の旅でやってしまうところがミソ。
少し話はずれるが、同じ観光地巡りでもバスツアーのような、
その地域の観光地だけを時間を気にして走って見て回るというのは好きになれない。
そんなに時間がないのなら、時間はあまり気にせずに観光地を絞って廻りたいところ。
どんなに景色が美しいところに行っても、滞在時間が5分もないようなツアーだと、
その景色を見て感動する暇さえないからね。
もんじゃの旅シリーズで、7日間以上の長い旅の場合には体験モノを行うことが多いかな。 半日から1日にかけて観光以外のことをするんだ。たとえば、もんじゃ in 北海道の時には1日牧場実習とか、 もんじゃの転職祝の旅では釣り、もんじゃのなつやすみプロジェクトではラフティングといったような感じで、 時間のことをあまり気にせずに、観光以外のことをするというのがおいらの楽しみの一つ。 変わったところでは、もんじゃの世紀末なつやすみでのペンダント造り。 この日は足が痛かったので体を完全に休めるという意味からも、 1日ゆっくり休むことにして、宿の人に作り方を教えてもらいながら地元で採れる石を使って作っていたんだ。
そして、もんじゃが一人で旅を続ける最大の理由が、この人かな。
上の2つの要素も重要なんだけど、この要素の比重はもっとも高いぞ。
よく人から、「もんじゃは一人で旅をしていて、寂しくないのか・・・」と聞かれるんだ。
でも、もんじゃの旅シリーズを読んでみると、おいらが単独で行動している時間というのは、
全体の50%にも満たないことがよく分かるのでは・・・。
もんじゃは他の旅人と一緒に観光地を巡ったり、別の地域に移動したりするのが大好き。
よく「旅は道連れ・・」なんていうけど、まさにそんな感じだね。
おいらが初めて一人で旅に出たのは小学校2年の時、
寝台列車に20時間以上揺られて鹿児島の祖父の家に遊びに行ったのが始めてだったかな。
その時、真向かいの席には母娘(確か娘さんはおいらと同じくらいの年だったかな)がいて、
目的地に到着するまでいろいろ話をしたりしていたような覚えがあるんだ。
小学生の頃には、弟と2人で寝台車にも乗ったことがあって、
ある時は、大学生くらいの兄ちゃんに遊んでもらったりとか、女子大生2人組と一緒に食堂車で食事をしたり
(今考えるとうらやましいな・・)と、一人旅でも寂しいと思ったことは一度も無かった覚えがあるぞ。
そして、大学生の時のもんじゃの免許取得の旅で最後に立ち寄った静岡県の御前崎では、
2人のライダーと出会ったのだが、一緒に写真を撮った後、後日写真が送られてきた事に感動したような覚えがあったなぁ。
私も写真を撮っていたのですぐに送り返したのだが、
このような形で旅が終わってからもコミュニケーションがあるというのが実に新鮮。
もんじゃが人と出会うのは、ほとんどが宿なのだが、たまに列車の席で真向かいになった人とか、
ローカル線の小さな駅でたまたま一緒に降りた人という変則的なパターンもあったっけ。
もんじゃ国内放浪の旅では、JR飯田線でたまたま向かいに座っていた青年と、
同じ弁当を食べていたという理由から話がはずみ、東京まで一緒に帰ってきたこともあったぞ。
途中、上諏訪駅構内の温泉に入ったり、甲府で夕食を食べたりと、こういうのも非常に珍しいのでは・・。
もんじゃのなつやすみプロジェクトでも、台風で列車が止まって根室に行けなくなったときに、
後ろの席の女子大生から声をかけられて、台風の中で一緒に釧路の市内を散策したこともあったぞ。
女子大生曰く「旅人の匂いがしたから」声をかけたらしい。(一体どんな匂いなんだ?)
まぁ、もんじゃの旅にはこのように人との出会いというのがあるので、寂しいと思ったことはほとんどないんだよね。